【機能訓練指導員からのご挨拶】
希望苑には常勤の機能訓練指導員が2名在籍し、
ご入居様96名及びショートステイご利用者様に各種機能訓練を提供しております。
希望苑で行っている個別機能訓練は、病院等における治療を目的としたリハビリと言うよりも
日常生活に即した身体動作の回復と向上を目的とした訓練や、
日々の生活をより豊かに送れるように手助けする事を主目的にした訓練となります。
個別機能訓練指導員がご利用者一人一人にしっかりと向き合い
看護師と現場の介護士と共に、心身機能等の評価を行うカンファレンスで
長期・短期の目標を設定した上で最適な訓練をご提供できるように心がけております。
毎月の会議で目標の進捗評価や訓練内容の精査見直しを行い、
ご家族に訓練状況や心身の状態を定期的にご報告差し上げています。
また、急な体調変化時には各部署が連携をして訓練内容の即時見直しも行います。
目標の例としては
「寝たきりの状態でも無理なくオムツ交換が出来、体の痛みを軽減する為の訓練」や
「トイレへの移乗動作が楽に出来るようになるための訓練」などの日常生活に即した内容が主たる物です。
実際の訓練メニューとしては
「身体のマッサージ」「関節運動法」「筋力運動法」「座位保持訓練」「立位訓練」「移乗訓練」「歩行訓練」
等があり、ご自身の身体を使った訓練や重り(水入りペットボトルの軽負荷・ダンベルの高負荷)等の
器具を使った訓練を概ね週5回のペースで行って頂いています。
心身機能の維持改善を図るのは勿論ですが、
身体を動かす運動を行う事で笑顔を引き出せるような訓練を提供できるように日々心掛けております。